PGAプレイヤー, 編集部のウェブコラム
Vol.27 :: Tiger Woods ――今度こそ、完全復活と呼べるかもしれない!



「体への不安はない」。これまでの状態と違うことは、復帰初戦のパフォーマンスを見ても明らか。もちろん、まだまだ完全ではないが、そこに期待感を抱かせるものがあったのは事実。ジェネシスの水曜日のプロアマ戦ではそんなギャラリーがタイガーの組を取り囲み、熱狂した。ファーストラウンド、セカンドラウンドもタイガーの組は異様なボルテージに包まれていた。同組のジャスティン・トーマス、ローリー・マクロイは、熱くなるギャラリーに苦言を呈したことでも話題となったが、それもこれもタイガーの注目度の高さを改めて証明させたに過ぎなかった。結局2日間でタイガーは会場を去ることになり、ババ・ワトソンの2年ぶりの優勝でトーナメントは幕を閉じた。
ゴルフファンは、なぜそこまでタイガーに熱狂するのだろう。今のPGAツアーは、多くのスター選手がいる。ダスティン・ジョンソン、ジャスティン・トーマス、ジョーダン・スピース、ジェイソン・デイ、ローリー・マクロイ、ジョン・ラーム......。戦国時代の武将のように、次々と天下が入れ替わる構図も面白いが、最強を誇っていた頃のタイガーのような絶対的な存在を待ち望んでいたのではないだろうか。ヒーローが好きなのは、万国共通。タイガーに期待してしまうのは必然だったのだ。

ジェネシス・オープンの翌週、ホンダ・クラシックにタイガーは出場した。最終日、タイガーチャージの片鱗も見ることができ、12位でフィニッシュ。マスターズは、すぐそこまで迫っている。前述の彼らトップランカーの中に、タイガーが加わったオーガスタの最終日は、どんな空気に包まれるのだろうか。きっと誰もが待ち焦がれた風景が、そこに広がっているだろう。
PGAプレイヤー, ギア特集, 編集部のウェブコラム
Vol.23 :: 気になるユーティリティ、見つけました! 「ツアープロのクラブ特集で、何だかよく見かけるこのUT!」



まずはタイトリスト915H。ドライバーや3Wが低スピン傾向になるなか、ロングショットでグリーンを狙えるクラブとなるとこのUTになるのだが、915Hは弾道が高く、ややスピンも多めのタイプだ。ボールも低スピン化が進み、いざグリーンオンさせるためには、クラブでスピンを与えることが必要になる。大き過ぎず小さ過ぎないサイズ。それでいて重心もある程度浅めに設定されているので、高低のコントロールができるUTなのだ。使い勝手のよいUTなると、この915Hになる訳だ。


一方のキャロウェイ・ビッグバーサアルファ815は、タイトリストとは少し特徴が違う。低スピン系のドライバーからの流れを汲んだ、飛び系のUTにカテゴリーされる。男子プロは18度を5W代わりに使い、女子プロは20度、23度を選ぶパターンが多い。やはり距離を求めた選択で、女子では高さを出せるロフトのある番手が使える条件のようだ。2モデルとも同じ形状だが、性能は真逆。求める弾道が何かで、選ぶクラブが変わってくるということだ。

ユーティリティに何を求めているのか。飛び? ロングショットでグリーンオン? 使い勝手? それによって選ぶモデルは変わってくる。今回ピックアップした2モデルは、その代表的な例として、参考にしてもらいたい。
PGAプレイヤー, ギア特集, 編集部のウェブコラム
Vol.22 :: PGAツアーで流行のギア 「ショートネックマレット パター」&「Lowスピンシャフト」


読者の皆さま、発売中の最新号「ゴルフスタイルVol.92」、2017 PGAツアークラブ大図鑑をお楽しみいただけていますでしょうか。この特集号は1年間楽しめる保存版の一冊! 個人的にもマスターズでは楽しく活用させていただきました。196名のクラブを細かく見ていると、今年のギアの傾向が見えてくると思います。そこで編集部がピックした今年の人気ギアを紹介!!


ベントシャフト、センターシャフトのパターはフェースバランスだが、このショートネックは、若干トゥ側が下がるため、フェースローテーションが必要となるタイプだ。一般的なブレードタイプを使用する選手の「もう少し方向性を安定させたい。だけど、自分でアジャストする幅もほしい」という要望を適えたという訳だ。実際に使ってみると分かるが、決してやさしいマレットパターではない。だが、こういうパターをPGAツアープレーヤーは求めているということが分かるだろう。



[ALDILA ROGUE TOUR SILVER]
そして、プロジェクトXのHZRDUS(ハザダス)シリーズからさらにスピンを減らしたT1100が登場し、このモデルにもツアープロはすぐに飛びついたのだ。特性的にはROGUEと同じく低弾道低スピンタイプ。余計な挙動はせずに自分のパワーをそのままボールにぶつけたいPGAツアープロにとって弾き、粘りという要素はとくに必要ないのかもしれない。一般的には参考にならないかもしれないが、これが世界最高峰のギアに対する捉え方なのだ。

[PROJECT X HZRDUS T1100]
GolfStyleオリジナル 最高級シープスキングローブが大好評!! NEW!!

まとめ買いでお得にゲット!
GSオリジナルシープスキングローブが大好評!!
AAキャブレッタレザー採用グローブ! アスリート御用達のオリジナルグッズ「第3弾! GSオリジナル・シープスキングローブ」が大好評を頂いております。
厳選した最高級羊革素材に独自の特殊加工を施すことにより極上のフィット感を達成。従来の天然皮革グローブに比べ、高いグリップ力と耐久性を合わせ持つキャブレッタレザーグローブです。
●素材: キャブレッタ・シープスキン(最高級羊革) AAグレード
●サイズ: 21,22,23,24,25cm(左手用 ※右利き用のみ)
> 単品・[お得な]セット販売はこちらから