アマチュア競技情報, ギア特集, 編集部のウェブコラム
Vol.35 :: 日本社会人ゴルフ選手権のギア調査! 社会人ゴルファーに人気のドライバーは!?
12/5発売のゴルフスタイル最新号の特集は、「日本社会人ゴルフ選手権」に出場した選手たちの愛用クラブでした。例年であれば、この世代で最高峰の大会であるJGA主催の日本ミッドアマを取材することになっていましたが、コロナの影響で大会中止となり、初めて日本社会人の取材をすることになったという次第です。
取材して、選手たちのクラブを撮影させてもらうと、いや~実に個性的! 日本ミッド常連の選手たちも多く出場していましたが、そのほとんどが日本ミッドを目指している選手たち。だからこそメーカーからクラブ提供を受けているモニターの選手は少なく、自分で工夫して作り上げたセッティングがほとんどでした。そう考えると、市場の人気をそのまま反映したクラブと言うこともできて、このクラブデータは改めて貴重なものだと感じています。
そんな143名のクラブデータをまとめてみました。今回はドライバーのランキングを紹介します。やっぱり、というか、今年を代表するモデルが上位にランクインしています。1位にはテーラーメイド「SIM MAX」で、2位は「SIM」。MAXはSIMよりも重いバックウェイトでやさしく高弾道が打てるタイプです。それほどティーショットに神経を使わずに、飛距離をかせぎたいというゴルファーが多いということの表れだと思います。そして3位にランクインしたのが、ピン「G410プラス」。“渋子”効果もあって昨年大ブレークしたモデルが、そのまま多くの使用者を獲得したというところ。それ以外にもピンの最新G425が発売直後にも関わらず4位に入るなど、ピン人気は高いというデータとなっています。それにしても、上位11モデルがテーラーメイドとピンという結果。コストパフォーマンスのバランスも人気の条件と言えるかもしれません。さて、2021年はどんなモデルが登場し、市場を賑わせてくれるのでしょうか。今から楽しみです。
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Vol.30 :: アイアン型UTは、必須のギア!? 2018日本ミッドアマ出場全選手の使用ギアからクラブセッティングの工夫を見る!
2018年の日本ミッドは、豊島豊選手が2度目の優勝を飾り、幕を閉じた。もちろん優勝争いを演じる選手たちは素晴らしいが、この舞台に出場することは凄いこと。社会人ゴルファーのトップアマと呼ぶにふさわしい選手たちだ。
そんな彼らのクラブとスイングを12月5日発売の本誌で紹介したが、クラブセッティングを見ると、その構成が実に面白い。昨年の特集号では、ウッド型のUTに焦点をあてて検証してみたが、今回はアイアン型UTをフィーチャーしてみたい。
もちろん14本の中で、メインとなるクラブではない。使用番手を見ると、2アイアンから6アイアンまでと幅広く、どの番手を選んでいるかで、彼らの使用意図が見えてくる。2、3番は、もちろんティーショットでも使える、距離と方向性を考えての選択だろう。
4番から下の番手になると、その意図は少し変わってくる。通常のアイアンセットの番手では、最近の低スピンボールで高さが出しづらく、距離ピッチも合わないという選手が、選んでいるようだ。もちろん、中空構造のモデルが多いため、飛距離と高さが出せることから、やさしさも感じられる。
ウッド系のUTは、どちらかというと飛距離重視の要素が強く、グリーンでしっかり止めたい状況では、アイアン形状の方がスピン量、高さともに安心感が持てるようだ。実際はウッド型UTでもめくれる弾道でグリーンに止めることができるのだが、やはり形状からグリーン奥にこぼれそうなイメージを抱くのだろう。距離のバラつきが少なく、構えやすく、ロングアイアンよりもやさしくグリーンを狙える。このアイアン型UTを使えることが、自分のゴルフを次のステージに上げるカギとなるかもしれない。
きっちり1/3の選手がアイアン型UTを採用している。トップアマの常識なのかも?
1本派が7割。その他のクラブとの兼ね合いや、コースセッティングによってもその本数は変わってくるだろう。
3、4番を選ぶ選手が多い。ロフトでは、21°、24°前後で、ドライビングアイアンとしてではなく、ある程度の距離を求めながら、グリーンを狙える番手のチョイスと言える。
プロツアーでも、契約選手のみならず契約外の選手にも使用者の見られる、スリクソンのモデルが人気。アイアンの顔のまま構えられる形状と、ソール部に重量を集約させた、球の高さからくるやさしさがその理由のようだ。
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Vol.26 :: 2017日本ミッドアマのギアランキング番外編「ミッドアマ出場者の75%がウッド型UTを使用している!」
2017年11月に開催された日本ミッドアマチュアゴルフ選手権。ゴルフスタイルVol.96では、出場全135名の使用クラブとドライバースイング写真を掲載しました。特集内のギアランキングではドライバーからボールまでをランキングにしましたが、そこでは掲載できなかったユーティリティの使用者数を出してみました。彼らがどんなモデルをどのように使っているのでしょうか?
モデル別ランク1位のタイトリスト915H
順位 | 使用者数 | モデル名 |
---|---|---|
1 | 6 | タイトリスト915H |
2 | 5 | タイトリスト910H |
3 | 4 | ブリヂストンゴルフ・ツアーB XD-H |
4 | 4 | タイトリスト816H1 |
4 | 4 | オノフ・フェアウェイウィングスKURO |
6 | 3 |
ホンマTW737UT |
6 | 3 | ホンマTW727UT |
6 | 3 | テーラーメイドM2レスキュー(2017) |
6 | 3 | タイトリスト913H |
6 | 3 | タイトリスト818H2 |
11 | 2 | ロマロRayタイプR |
11 | 2 | ロマロiブリッド・チャプター2 |
11 | 2 | ホンマTW737UTc |
11 | 2 | ブリヂストン・ツアーステージX-UT(2013) |
11 | 2 | ピンG400 |
11 | 2 | バルドTTプロトタイプUT |
11 | 2 | テーラーメイドM1レスキュー(2016) |
11 | 2 | ダンロップ・スリクソンZハイブリッド |
11 | 2 | ダンロップ・スリクソンZ H45ツアー |
11 | 2 | ダンロップ・スリクソンZ H45 |
11 | 2 | タイトリスト909H |
11 | 2 | キャロウェイBBアルファ815 |
11 | 2 | アブロードU-440 |
11 | 2 | AグラインドUTプロトタイプ |
メーカー別ランクではナショナルメーカーが上位に名を連ねる中、パーツ系ブランドとして6位にランクインのロマロ
順位 | 使用者数 | モデル名 |
---|---|---|
1 | 25 | タイトリスト |
2 | 11 | テーラーメイド |
3 | 10 | ブリヂストン |
4 | 9 | ホンマ |
4 | 9 | ダンロップ |
6 | 5 |
ロマロ |
7 | 4 | キャロウェイ |
7 | 4 | オノフ |
9 | 2 | マルマン |
9 | 2 | ピン |
9 | 2 | バルド |
9 | 2 | コブラ |
9 | 2 | カムイ |
9 | 2 | アブロード |
9 | 2 | Aグラインド |
UT1本セッティングがミッドアマでは主流(写真左)
自分のスタイルに合わせたUT3本使いも少なくない!(写真右)
本数 | 使用者数 |
---|---|
1本 | 47人 |
2本 | 37人 |
3本以上 | 18人 |
UTを1本でもバッグに入れている選手の数は、出場135名中102人という結果となった。彼らの使用本数を見ると、1本のみ使用している選手が約半数。フェアウェイウッド2本(3W、5W)の次の番手として入れているケースが多く、アイアンは4番からという構成だ。同様に2本のUTを採用している選手は、4番アイアン替わりの1本が増えるか、3Wの次に2本入れるというどちらかのようだ。
一方、UTを使用していない33名はどのようなクラブセッティングになっているのか!? というと、ロングアイアン派、ショートウッド派、そしてフェアウェイウッドすら採用しないアイアン派がいる。中にはアイアン型UTを選ぶなどの工夫も見られる。
何を使うかではなく、結果がすべてであるゴルフクラブの選択。ウッドとアイアンをつなぐ番手として、キーとなるのがユーティリティ。ウッド型にしろ、アイアン型にしろ、慎重に選ぶことをお勧めしたい。
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