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PGAプレイヤー, 編集部のウェブコラム

Vol.27 :: Tiger Woods ――今度こそ、完全復活と呼べるかもしれない!

ウェブコラム Vol.27 ウェブコラム Vol.27 今年の1月25日、ファーマーズ・インシュランス・オープンでPGAツアー復帰を果たしたタイガー・ウッズ。コースの隅々まで知り尽くしたトーリーパインズで開催されるこの試合を復帰戦に選んだのは、ある程度予想はできた。実戦の感覚を取り戻すフィールド、タイミングとしてこの試合がベストだった。予選通過し4日間戦えたことも本人の中では収穫だったに違いない。そして2戦目に選んだのは自らが主宰する「TGRファンデーション」がトーナメント運営を行なうジェネシス・オープンだった。昨年はケガの影響で、エントリーしながらも直前で棄権した大会。これを期に、再び表舞台から姿を消してしまったのだ。

Tiger Woods

「体への不安はない」。これまでの状態と違うことは、復帰初戦のパフォーマンスを見ても明らか。もちろん、まだまだ完全ではないが、そこに期待感を抱かせるものがあったのは事実。ジェネシスの水曜日のプロアマ戦ではそんなギャラリーがタイガーの組を取り囲み、熱狂した。ファーストラウンド、セカンドラウンドもタイガーの組は異様なボルテージに包まれていた。同組のジャスティン・トーマス、ローリー・マクロイは、熱くなるギャラリーに苦言を呈したことでも話題となったが、それもこれもタイガーの注目度の高さを改めて証明させたに過ぎなかった。結局2日間でタイガーは会場を去ることになり、ババ・ワトソンの2年ぶりの優勝でトーナメントは幕を閉じた。

ゴルフファンは、なぜそこまでタイガーに熱狂するのだろう。今のPGAツアーは、多くのスター選手がいる。ダスティン・ジョンソン、ジャスティン・トーマス、ジョーダン・スピース、ジェイソン・デイ、ローリー・マクロイ、ジョン・ラーム......。戦国時代の武将のように、次々と天下が入れ替わる構図も面白いが、最強を誇っていた頃のタイガーのような絶対的な存在を待ち望んでいたのではないだろうか。ヒーローが好きなのは、万国共通。タイガーに期待してしまうのは必然だったのだ。

Tiger Woods

ジェネシス・オープンの翌週、ホンダ・クラシックにタイガーは出場した。最終日、タイガーチャージの片鱗も見ることができ、12位でフィニッシュ。マスターズは、すぐそこまで迫っている。前述の彼らトップランカーの中に、タイガーが加わったオーガスタの最終日は、どんな空気に包まれるのだろうか。きっと誰もが待ち焦がれた風景が、そこに広がっているだろう。
(2018.03.01)

PGAプレイヤー, ギア特集, 編集部のウェブコラム

Vol.23 :: 気になるユーティリティ、見つけました! 「ツアープロのクラブ特集で、何だかよく見かけるこのUT!」

ウェブコラム Vol.20 ウェブコラム Vol.20 今年、ゴルフスタイルの特集で掲載したPGAツアーや、日本ツアーのクラブセッティングから、気になるクラブを発見した。ウッド系のユーティリティで、タイトリストの915H、キャロウェイ・ビッグバーサアルファ815の2モデルだ。どちらも2015年モデルだが、なぜこのクラブの使用率が高いのだろうか?  まず2つのモデルを見比べてみると、形状的にとても似ていることが分かるだろう。顔はもちろんだが、フェースの厚み、ヘッドサイズなど、酷似している点が多い。ツアープロが望む形状だと言えるだろう。では、なぜ最新モデルではなく、このモデルなのだろうか? タイトリスト915H

まずはタイトリスト915H。ドライバーや3Wが低スピン傾向になるなか、ロングショットでグリーンを狙えるクラブとなるとこのUTになるのだが、915Hは弾道が高く、ややスピンも多めのタイプだ。ボールも低スピン化が進み、いざグリーンオンさせるためには、クラブでスピンを与えることが必要になる。大き過ぎず小さ過ぎないサイズ。それでいて重心もある程度浅めに設定されているので、高低のコントロールができるUTなのだ。使い勝手のよいUTなると、この915Hになる訳だ。

シーウー・キム / テーラーメイドM1 440     ジム・ハーマン / テーラーメイドM1 460

一方のキャロウェイ・ビッグバーサアルファ815は、タイトリストとは少し特徴が違う。低スピン系のドライバーからの流れを汲んだ、飛び系のUTにカテゴリーされる。男子プロは18度を5W代わりに使い、女子プロは20度、23度を選ぶパターンが多い。やはり距離を求めた選択で、女子では高さを出せるロフトのある番手が使える条件のようだ。2モデルとも同じ形状だが、性能は真逆。求める弾道が何かで、選ぶクラブが変わってくるということだ。

キャロウェイ・ビッグバーサアルファ815ユーティリティ

ユーティリティに何を求めているのか。飛び? ロングショットでグリーンオン? 使い勝手? それによって選ぶモデルは変わってくる。今回ピックアップした2モデルは、その代表的な例として、参考にしてもらいたい。    
(2017.07.02)

PGAプレイヤー, ギア特集, 編集部のウェブコラム

Vol.22 :: PGAツアーで流行のギア 「ショートネックマレット パター」&「Lowスピンシャフト」

ウェブコラム Vol.20 Vol.22 :: PGAツアーで流行のギア 「ショートネックマレット パター」&「Lowスピンシャフト」
読者の皆さま、発売中の最新号「ゴルフスタイルVol.92」、2017 PGAツアークラブ大図鑑をお楽しみいただけていますでしょうか。この特集号は1年間楽しめる保存版の一冊! 個人的にもマスターズでは楽しく活用させていただきました。196名のクラブを細かく見ていると、今年のギアの傾向が見えてくると思います。そこで編集部がピックした今年の人気ギアを紹介!!

ショートネック・マレットパターが熱い! 元々、ジェイソン・デイら数人が使用していたショートネック・マレットパターだが、ジェイソンに続いて、現世界ランク1位のダスティン・ジョンソンも同タイプのパターを使用し、みるみるランキングを上げていった。モデルは、テーラーメイド・スパイダーツアーレッドとスパイダーツアーブラック。

ショートネック・マレットパターが熱い!

ベントシャフト、センターシャフトのパターはフェースバランスだが、このショートネックは、若干トゥ側が下がるため、フェースローテーションが必要となるタイプだ。一般的なブレードタイプを使用する選手の「もう少し方向性を安定させたい。だけど、自分でアジャストする幅もほしい」という要望を適えたという訳だ。実際に使ってみると分かるが、決してやさしいマレットパターではない。だが、こういうパターをPGAツアープレーヤーは求めているということが分かるだろう。

ショートネック・マレットパターが熱い!
    まだまだ続く「低スピン」傾向 飛距離に対する開発ベクトルは年々加速しているように見える。ドライバーやFWの重心構造から始まり、次はボールの低スピン化。そして、今年のPGAツアー取材で感じたのは、ウッド系シャフトに対しても、低スピン傾向を強めたモデルが登場し、それに人気が集まっていること。代表的なモデルは、アルディラROGUEツアーシルバーだ。低弾道・低スピン特性で、昨年一気にツアーナンバー1まで登り詰めたシャフトだ。これだけ偏った特性のシャフトが登場したのも、クラブヘッドでのロフトや重心コントロールが可能になったことが大きい。今年もROGUE人気は根強い。

まだまだ続く「低スピン」傾向
[ALDILA ROGUE TOUR SILVER]

そして、プロジェクトXのHZRDUS(ハザダス)シリーズからさらにスピンを減らしたT1100が登場し、このモデルにもツアープロはすぐに飛びついたのだ。特性的にはROGUEと同じく低弾道低スピンタイプ。余計な挙動はせずに自分のパワーをそのままボールにぶつけたいPGAツアープロにとって弾き、粘りという要素はとくに必要ないのかもしれない。一般的には参考にならないかもしれないが、これが世界最高峰のギアに対する捉え方なのだ。

まだまだ続く「低スピン」傾向
[PROJECT X HZRDUS T1100]

   
(2017.04.30)
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今後は、今まで以上に凝縮した内容としていきたいと思っておりますので、変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

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