ギア特集, 編集部のウェブコラム
Vol.21 :: ツアーボール戦国時代!!
タイトリストのプロV1と言えば、ツアーシーンだけではなく、市場でも人気を博す、モンスターモデルだ。そのV1のリニューアルが今年。このタイミングに合わせるかのように、各社が対抗モデルをリリースし、ツアーシーンはまさにツアーボールの戦国時代となっている。どのメーカーが生き残り、王者の使用率を奪い取ることができるのか。各社の開発アプローチや独自性を見てみると、かなり面白い。ざーっと、各メーカーのニューボールの特長をおさらいしたい。
スピン系のV1、ディスタンス系のV1xという大きな枠組みは変わらないが、今回のリニューアルでの変化は、V1がV1xに近づいたようなイメージだ。フィーリングはこれまで通りソフトなV1らしさのまま、スピン量が抑えられているのか、ツアープロでもXからスイッチしている選手もいる。これは、気になる変化だろう。
昨年、PGAツアーでV1に続く2位のシーズン使用率を獲得したスリクソン。飛距離性能とスピン性能には定評があるが、今回はそれぞれのフィーリングはそのままながら、横風の影響を受けにくくなっているとか。悪条件でのパフォーマンスはツアーボールとしての必須要素。安定した使用率に裏付けされる性能だ。
独自特許の5ピース構造を採用したテーラーメイドのニューモデル。いよいよこの構造も熟成したと感じさせるのが、V1、V1xを超えるためにプロトタイピングを繰り返して、高弾道で最高到達点の手前で失速せずに伸びていく部分だろう。ドライバー、ミドルアイアンの飛距離が伸び、ショートアイアンでは飛距離は変わらず、スピンの効いた弾道となる。
タイガー・ウッズが契約フリーになり、最初に契約したギアがこのツアーB330Sだ。ケガからの復帰に向けて調整する中で、全メーカーのボールをテストして選んだのがこのモデルだ。同社契約のブライソン・デシャンボーもタイガーと同じモデルを使用する。彼は他メーカーも含めた球体の歪みチェックの上で、このボールを選んだという。
キャロウェイのツアーボールのコンセプトは、モデル名の通りソフトフィーリング。柔らかい打感ながら初速を落とさずに飛距離性能が高められている。恐らく、ミケルソンらキャロウェイのスタッフプレーヤーの好みが多く反映されているのだろう。ソフトながら芯の感じられるXとの2モデル展開だ。
タイトリストとしては、これだけ多くの使用プロがいることもあり、リモデルのタイミングでもそれほど大きく変化させることはできない。選手としては変わらないことがタイトリストだと感じているからだ。そんな王者に対抗すべく、他の4メーカーは新しい技術を盛り込み、飛距離性能とスピン性能という相反する要素を高い次元で融合させようとしている。この図式もまた面白い。
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